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2015年9月27日 秋のライフ(活きる)コンサート 


 NPO法人活きるでは、なかなか外へ出るきっかけの少ない障がい者の社会参加を目的としたスポーツイベントや遠足、そして、音楽を通して癒やしの時間を持ってもらうために毎年コンサートを開催しています。

 今年は「秋のライフコンサート」と称して、茨城県を中心に活動しているお二人のミュージシャンに協力してもらう事になりました。
りりいさんと西塔卓美さんです。 

 今回、会場として提供していただいた特別養護老人ホーム「水彩館」の全面的な協力のもとに実現できました。 こちらのホールにはステージが有り、オーディオ機器がそろっていて、いい音の提供が期待できました。 また、スタッフのOさんは元その道のプロでミュージシャンが希望通りの音響技術を提供できたのです。
 当日までに、ポスターやチラシを制作してPRに務め、また安心して演奏してもらえるようにいろいろ環境準備に気を使いました。

 さて、コンサート当日は朝から小雨が降っていました。 会場の駐車場は停められる台数が少ないため、近くの県南クリーンセンターの駐車場を借りました。 そこから少し歩くことになるため、雨は大敵です。 開場時間になるとほとんど雨はやみ、お客さんが来始めました。 開演時間になると太陽が出てきて、ホールが一段と明るくなったのです。

 まず、西塔卓実さんの唄から始まりました。 西塔卓美さんは茨城県生まれのシンガーソングライターで、3.11東日本大震災で大切なモノを失い大きな痛手を受けたが、i2Projectを立ち上げて復活、癒やしをコンセプトにしたアルバム「いのちの鼓動」をリリース。精力的に楽曲制作に取り組んでいます。 迫力のある、思いを込めた歌声は会場の方々に訴えるものが有りました。たっぷり魂の歌を堪能したあと、休憩をはさんで、りりぃさんの出番です。

   
 おふたりとも県央、県北の活動が中心でなかなか聞く機会がなかったのですが、コンサートへの協力をお願いしたところ快諾をいただき、取手で生歌を聞く機会に恵まれたのです。

 りりぃさんの唄が始まりました。りりいさんは「鉾田市在住で、キーボード弾き語りにて活動中。茨城、福島各地のイベントに多数出演。ほんわかした楽曲は子供から大人まで幅広い年齢層に支持を受ける。茨城の歌のお姉さん的存在です。」 このコンセプトであるほんわかした明るい曲調はみんなに元気をくれます。 今回も踊りだす方が居ました。



 たっぷり2時間お二人の歌を聞き、会場の方々はみんな感動して帰られました。 企画した我々も、明らかにお客さんたちが喜ばれている姿を見て心からやってよかったと思いました。 また、お二人のミュージシャンも雰囲気で心から気持ちを込めて演奏することができたというお言葉を聞けて嬉しく思いました。
 2年ぶりのコンサートはいろいろ緊張もあり、心配することも有りましたが、来年も絶対に開催するという気持ちになれたことが大きな成果でした。

 最後にお二人のミュージシャンを紹介してくださり、ラジオやSNSなどでコンサートのPRをしてくださったつくばの高橋有男さんに感謝申し上げます。
 また、会場を快く提供してくださった、特別養護老人ホーム「水彩館」の施設長、スタッフの方々、椅子を貸してくださった取手市東小学校・教頭先生に感謝申し上げます。 この場をお借りして御礼申し上げます。


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