バスハイク '18
平成30年10月17日
 NPO法人活きるでは年に2回、当事者メンバーと家族、ボランティアさんと遠足に行っています。 約15年続いている電車でGOと公共交通機関で行けないところへ行くバスハイクです。
 今年のバスハイクは成田国際空港に隣接している「航空科学博物館」です。
 使用車両は宮脇車とあけぼのの福祉車両をお借りしました。参加は車椅子が5名、家族、ボランティアが7名です。交流センターに集合し、車椅子の人は宮脇車に1名、あけぼの車に4名分乗しようとしましたが、みんな特種な車椅子ばかりで、かなり大きめです。あけぼの車に乗ろうとしましたがうまく収まりません。何度か位置を変えたりしてやっと4人乗れました。車に乗るだけで30分かかってしまいました!

あけぼの車の構造

 出発時刻が大幅に遅れましたが、慌てる旅でもなく、時間に追われない日を過ごすのもこのイベントの目的です。博物館には11時過ぎに着きました。 障害者グループは全員半額で入場できました。手帳の提示も求められませんでした。その対応にちょっとうれしかったです。
 早速館内をブラブラと散策。 男たちは目をギラギラさせて、飛行機模型や説明を見ていました。1時間ほど見学して4階にある展望レストラン「バルーン」でランチです。メニューの中に機内食があったのでほとんどの人が機内食を注文しました。テーブルからは空港が一望でき、飛行機が離着陸する様子が見られます。
 その後は屋外展示場に移動して、本物の飛行機やヘリコプターを見学しました。懐かしいYS-11も展示されています。
 バスハイクはいろいろ条件が厳しく車椅子の方が乗れる福祉車両の調達が難しい上に乗れる人数が限られ平等に提供できない問題があります。 また、運転してくれるボランティアさんも必要です。
 来年も行きたいと思いますが、問題山積で継続はどうなるでしょう・・・

スライドショー

 
inserted by FC2 system