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第24回介護技術勉強会


平成27年2月15日
介護保険老人保健施設「もえぎ野」

 今回は初めて介護の現場での勉強会です。特別授業として社会福祉法人河内厚生会様のご厚意で 介護老人保健施設もえぎ野のデイサービスルームを使わせていただくことになりました。 また、そこの設備も自由に使わせていただくことになり、中身の濃いものになるのは間違いありません。

  会場は利根町にあり若干取手からのアクセスが悪いので参加者がどれくらい集まるかが心配でしたが、20人もの方が来てくれました。 初めての方もお二人でその内のお一人は家族の介護をしている方です。
 介護家族は一人で介助する場面が多く、この勉強会はそういう介護家族、ボランティアさん、居宅サービスの方たちに是非来ていただきたいのです。

 今回の特別講習はお風呂の設備を使わせていただき、入浴介助を予定してので、限られた時間内で勉強会を収めるために定番の移乗介助はあまり時間をかけないようにしました。

 いつもと違う雰囲気なので若干緊張感が伝わります。講師の石井さんはこの施設スタッフですが一番緊張していたらしい・・・ 9時開催なのに6時半に来て準備されてたそうです。 まずは、自己紹介。 その中で石井さんが初めて在宅の方を訪問し、スーパートランスを指導して、その後良い介護ができるようになられた方が居ました。そんなエピソードは嬉しい次第です。 
 早速、立ち上がり、移乗介助の練習を始めました。 2ヶ月毎の勉強会なので完全に修得するまでには至りませんが、コツがわかると容易にできる方が多いです。 初めての方もコツが分かれば簡単です。 毎日、介助するようになると、すぐにマスターできます。
 いつもより早めに移乗介助を終え、いよいよ入浴介助の練習です。 1時間ほど練習時間を設けました。まずは予習です。体が不自由な方のはどのような浴槽が適しているか? 立ち上がらせるには引き上げるか引き下げるか? など、体験を通して確認しました。(写5参照) 片麻痺の方の立ち上がり方法の体験などまず基本を教わりました。 それから浴室へ移動。 今回はNPO法人活きるの理事長(身体障害当事者)と介護職の女性が水着を持ってきてモデルを務めてくれました。 ほんとうに感謝です。 まず、片麻痺を想定して女性モデルで介助を見せてもらいました。 体全体を使って効率よく浴槽内へ移動させました。 簡単なようですが、ちょっと勇気がいりそうです。 立たせる場合も予習通りにすると簡単に立たせることができます。
 次に理事長の番です。  彼は基本的には障害福祉サービスを使って入浴していますが、年末年始はお休みなのでボランティアさんに介助してもらっています。 ぜひ、実践してもらえたらと思います。

 この勉強会を通じて、理事長や私の家内の満理子、そして多くの重度身体障害者の介助を安全且つ快適にやっていただける方を少しでも増やしていくことを目指して継続開催していきます。
緊張気味のご挨拶 負担の少ない移乗介助 スーパートランス
入浴介助の予習 基本を学ぶ(写5) 片麻痺の人の立ち上がり
いよいよ始めます モデルに感謝です コツが分かれば一人で介助
理事長の入浴介助
 次回開催日は4月19日(日)9時から白山公民館にて開催します。詳細はNPO法人活きるの公式Facebookでお知らせします。
記:宮脇


開催予定はFacebookでお知らせしています。
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