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平成28年 8月 11日(木) 
 2月に続いて今年2回めの青山幸広の楽ちん介護を開催しました。
 今回は諸事情により日曜日ではなく「山の日」の祝日では有りますが木曜日の開催です。 介護業界には祝日はありません。 なので、参加者はちょっと少なめの30名ほどでした。 そして、会場についても取手市内の公民館が全巻閉館ということで取手での開催ができず、我孫子駅前にあるけやきプラザ内の介護実習室をお借りしました。 ここは千葉県の施設で名前の通り介護技術の実習をするための部屋です。 総勢40人ほどが入るとかなり狭いけど、設備が充実しています。 音響・映像設備はもちろん、介護ベッドが3台、介護用浴槽、移動式リフト、車いすが数台・・・
 今回の講習は1日コースで午前10時から午後4時までみっちりと鍛えられます。半数くらいは青山先生の愛弟子?で遠くからの参加もいます。
 教えていただく介助技術はあまり力を必要としません。しかし、体の柔らかさは重要です。練習をする前にみっちりと準備体操をします。 その準備もユニークなものでハードだけど楽しい!!(下の動画参照)
 指導される主な技術は立ち上がりの介助とベッドー車いすの移乗介助です。どちらの技術も少しでも臥床時間を減らし寝たきりのつまらない人生から開放させるための技術です。
 立ち上がり介助は当事者の残存機能を利用し、そして新たな機能を導いて、少しでも元気な頃の生活に戻って貰いたい気持ちを込めて介助します。介助しながらただの声掛けでなく、その方の今までの人生を引き出し、自分の能力を改めて感じ取って自信をもたせます。
 移乗介助はもちろん臥床時間を減らすことが大きな目的ですが、もう一つ介助者の負担を減らし介護が嫌にならないようにします。 そして、ベッドから離れることで少しでも豊かな人生を送ってもらいたいという、NPO法人活きるのポリシーにも繋がります。
 そして、12月にまた青山先生をお招きして次回もみっちり1日かけて講習をして頂く予定です。
記 宮脇貞夫


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