第36回 活きるの楽ちん介護 
                                           
平成29年 5月 21日(日) 
 

 今年度、活きるの楽ちん介護というネーミングになって最初の勉強会です。
 今回も取手市の広報に開催案内を掲載したところ、多くの方が記事を見て参加してくれました。なんと23人の受講です。そのうち12人が初参加でした。今回の会場は交流エンターの多目的ホールでかなり広いのでこの人数でも余裕で開催できました。 

 さて、今回は先生の都合で11時までと短縮講座です。まずは、介助の基本でお手伝いすれば立てる方の介助です。 立ち上がりの3原則は椅子の高さ、足を引く、前傾姿勢を取る。この状況を作るお手伝いをすることが基本です。これができればあとは自分の力で立ってもらうのです。  何度も繰り返すと、お手伝いしなくても、自力で立たてるようになる方もいます。 その結果、自身を持てるようになり生活が一変することも! 
 意外と床からの立ち上がり介助をする場面があります。今回は時間の都合で何通りか見てもらうだけでした。

 次に寝返りの介助。 片麻痺の方は少しお手伝いするだけで自力で寝返りをし、起き上がることもできます。 目安は握力があることです。 最後に少しだけ移乗介助を見てもらいました。 時間の都合でいつもの半分くらいの内容で、皆さんはちょっと消化不良だったかもしれません。 ただ、1回だけの参加で習得できるものではなく、何度も受講してもらって体で覚える必要があります。 ぜひ、次回も参加してもらいたいです。
 早く終わったので、普段はなかなかできなかった話し合いの場を設けました。まず宮脇の介護生活の状況を聞いてもらい、寝たきりにさせない豊かな人生を送るためにトランス(移乗介助)の重要性を聞いてもらいました。 次に重度障害者の染野のサービスを利用した自立生活の状況を聞いてもらいました。
 そして、皆さんからの質問にお答えして終わりました。

まずは自己紹介 立ち上がりの基本は? みんなで練習
寝返りの介助 できるだけ残存機能を活かします 靴下にこだわり!
移乗介助 これも残存機能を活かします 熱心に聞いています

※次回の楽ちん介護は7月16日(日)9時から 福祉交流センター(市役所敷地内)2階の会議室で開催します。 参加費は無料なのでどうぞお越しください。
お問合わせはNPO法人活きるの宮脇まで。 0297−73−8361(平日の10時〜15時の間))
又はメールで npo_ikiru@rainbow.plala.or.jp

床からの立ち上がり介助その1


床からの立ち上がり介助その2


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