暖かくなってきたためか、9名の参加があり、久しぶりに賑やかな勉強会です。
楽ちん介護という名称にして、在宅介護の未経験者の参加が増えてきました。 それは活きる本来の目的でもあります。 もちろんプロの介護職には新たな技術を身につけてスキルアップを図ってもらいたいし、施設スタッフの方には一人でトランスができる技術を身に着けてもらえたら、災害避難の際に効率のよい救助ができます。
今回も3人の初参加の方が居て在宅で家族の介護をしている方たちです。 そして、ちょっと高齢・・・ 今までの講習会はいろんな技術を実技優先で講習していましたが、今回は講師の石井さんの機転でその技術の必要性や具体的なコツ、そしてこの技術を使うことによって自立につながる可能性の説明をしっかりしてもらいました。 体で覚える前に何のためにこの技術が必要かがよくわかっていただけたと思います。
今回は主に立ち上がりの介助、寝返りの介助、そして重度の方の車椅子からベッドへの移乗介助を勉強しました。 はじめての参加でご主人の介護をしている高齢の方が、何度か練習したことでベッドへの移乗介助を成功させました。 たぶん、明日は筋肉痛でしょう。
何度かこの勉強会に参加された方が、今回の勉強会が一番わかりやすかったと、評判は上々でした。そして、今、介護で困られていることの質問に応えることで、すぐに活用できる可能性もありました。
ただ、時間的成約があり、多くの技術を知ってもらうには定期的に参加して頂く必要があります。 そして、2ヶ月に1度の講習なので自習が必須です。そして、プロの方が多い場合には、参加者の能力に応じた指導も必要になりそうです。 取手に寝たきりの方が減ることに期待して、今後が楽しみです。