いきいき茨城ゆめ卓球バレー全国交流大会

令和元年10月6日(日)
 いきいき茨城ゆめ大会(全国障害者スポーツ大会)のオープン競技として卓球バレー全国交流大会が取手市グリーンスポーツセンターで開催されました。
 前日は1日がかりで協会役員20人くらいが中心になって会場設営を行いました。卓球台の位置や式典の列など採寸しながらなので、とても時間がかかります。 でも、会場リーダーの方が詳しく内容が書かれた大きな図面を作ってきてくれたので、わかりやすく段取りよく進めることができました。
 さて、本番当日、ボランティアは朝8時に集合。昨日、屋内で準備できなかったところ、そして屋外の準備を大急ぎでやりました。それから、ボランティアへ来場者の受け入れや開会式の段取りなどの綿密な打ち合わせをしました。その後、選手代表にルールや試合の流れなどの打ち合わせをやりました。
 いよいよ開会式です。プラカードを持った学生さんを先頭に選手入場です。全国から42チーム431人の選手が並んだ景色は圧巻でした。日本連盟会長、茨城県卓球バレー協会会長、取手市市長など来賓の方々からご挨拶をいただいた後、NPO法人活きるの勝山君とYMOの大久保さんが選手宣誓をしました。
 予定より10分遅れで試合開始のホイッスルが鳴りました。チャレンジクラス20チーム(競技を中心とした全国レベル)いばラッキークラス14チーム(親睦を中心にした地方レベル)体験クラス8チーム(障害の有無にかかわらず誰でも参加)の3クラスが11台の卓球台に分かれて予選リーグが始まりました。なんと、チーム活きるは予選リーグを1位通過したのです。 体験クラス優勝という文字が頭をよぎりました。
 昼休みは和太鼓演奏とダンスのアトラクションが披露されました。
 午後は各クラスで決勝トーナメントです。ここからは優勝に向けて熱戦が始まりました。特にチャレンジクラスの試合はすごい迫力です。チーム活きるは午前中に勝ったチームに負けました。3位決定戦も接戦だったけど残念ながら惜敗で4位。優勝候補だったれっつ・ごー茨城も惜敗。そして、勝山君のとりで新利根ハムスターズは予選敗退と地元大会で絶対優勝を誓って、いっぱいいっぱい練習したのに残念な結果になってしまいました。
  すべての試合を消化して閉会式と表彰式に入りました。表彰式では惜しみない拍手で上位の方たちを讃えました。表彰式を終え、遠くから参加されたチームから退出し、これも多くの拍手で送りだしました。
 片付けも、この日はたくさんのボランティアが居たのでアッという間に片付きました。本当に多くの方たちのご協力で初めての大会運営なのに大成功の大会になったのでした。参加人数は全スポ史上最高だったそうです。



 遡ること2016年9月11日、3年後の茨城国体に卓球バレーが参加する目的で、茨城県卓球バレー協会の設立総会が開催され、先ず設立メンバーが目標に向かって邁進することを誓い合ったのです。会長、副会長、事務局および役員が選出され、今後の活動方針を決めました。
 先ずは、無名の卓球バレーの普及をしないと話になりません。指導者養成講座を何度も開催して指導員として卓球バレーの楽しさを理解してもらって協会員になってもらいました。最終的に会員数は166名に達したのです。
 そして何度も役員会、準備委員会が開催され、すったもんだの議論が交わされました。今までに経験のないあまりにも大きな大会なので、なかなか、シミュレーションができません。大会の視察を兼ねて昨年の福井国体に茨城代表として「れっつ・ごー茨城」が参加し、役員たちが同行しました。 試合結果は初出場にも関わらずなんと4位の好成績を達成したのです。地元大会に期待が高まりました。
 福井国体から多くを学んだことで、どんどん計画が進むことが出きました。スケジュールも確定し、突き進むだけです。
 いきなり本番は冒険なのでどの競技もプレ大会を開催してます。卓球バレーも2018年10月20日に東ブロック公認 2018茨城県卓球バレー交流会、2019年4月28日に2019茨城県卓球バレー交流大会を本番会場の取手市グリーンスポーツセンターで開催しました。遠くは岩手、宮城県からの参加もあり、十分に本大会をシミュレー心できる大きな大会になりました。事前にボランティアを募集し、研修もしたので、多くのボランティアへの対応も学習しました。大会後、みんなで話し合った結果、いっぱい問題点が露呈したことは開催した大きな成果です。
 その後は本大会に向けて、あまりにも多くの作業があり、準備関係者は1年間走り回ることになります。オープン競技は経費も人材もすべて自前で調達することになるので、どちらも集めることが大変な作業です。 資金調達は特に大変でした。TOTOの助成金、協賛金、クラウドファンディングを活用して開催にこぎつけました。また、支援はないけど国体ということで行政との調整も多くありました。 実際には県からいろいろな支援があり、取手市からは正式競技並みの支援をいただきスムーズな運営の手助けになりました。
 協会設立から夢を叶えるために3年間、関わった全員の努力で大成功の大会になりました。みんな感無量で終えた大会になりました。
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